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緊急被ばく医療人材育成プログラム現職者研修



平成22年9月10日から11日にかけて、県内の医療施設に勤務する看護師及び診療放射線技師を対象とした「高度実践被ばく医療人材育成プロジェクト」現職者研修を開催しました。



 緊急被ばく医療に必要な知識を習得、連携・協働しながら、適切な対応かつ安全管理ができる医療職者を育成することを目的とした今回の研修は、看護師コース入門編(8月28日)及び基礎編(9月10日~11日)、診療放射線技師コース基礎編(9月10日~11日)の日程で開催され、現職の看護師、診療放射線技師ら合せて18名と、弘前大学大学院保健学研究科被ばく医療コース選択の大学院生3名が参加し、緊急被ばく医療への対応について学びました。



2日目に実施した緊急被ばくシミュレーション演習は、保健学研究科教員と放射線医学総合研究所緊急被ばく医療研究センターの立﨑英夫障害診断室長が講師を務め、原子力発電所の原子炉格納容器内で除染作業中の2名の作業員の体調が悪くなり転倒、脚を負傷し汚染の可能性があるという想定で行われました。
参加者らは処置室の汚染管理を行うとともに、防護服を着用し、患者の搬入から処置室の線量測定や創傷汚染の除染、創傷処理など一連の作業に取り組みました。

【参考】「緊急被ばく医療支援人材育成プログラム現職者研修」の開催について

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