医学部保健学科

学科長挨拶


保健学科長

齋 藤 陽 子


 弘前大学医学部保健学科は2000年10月に設置され、その後十数年を経ながら、その役割・成果を挙げてきております。2005年4月に開設された弘前大学大学院医学系研究科保健学専攻(修士課程)は、2007年4月に博士後期課程の設置とともに大学院保健学研究科として独立・部局化しました。こうした歩みの背景には、少子高齢社会を迎えたわが国における保健医療の担い手の育成およびその教育と研究の基盤整備を行うことが、喫緊の課題として顕在化したことによります。一方、保健・医療分野では、遺伝子医療や再生医療の進展にみられるように細分化や融合化が進む中、生活習慣病の対策や在宅介護サービスの整備が進められるとともに、生活の質を重視した健康観が求められております。

 弘前大学医学部保健学科は、看護学専攻、放射線技術科学専攻、検査技術科学専攻、理学療法学専攻、作業療法学専攻の5専攻を有し、5学部から構成される総合大学の一翼を担い、人材育成の目標を掲げ、社会の要請に応えようとしております。学生は保健学科、医学科、附属病院が同じキャンパスにあるという良好な環境で、幅広い教養と専門的知識・技術を修得し、医療スタッフとしての心構え・態度を身につけ、社会に貢献することを期待されております。
 保健学科は、保健医療の一端を担いながら社会で活躍してみたい、社会に貢献したいという意欲ある皆さんの入学を心から歓迎します。
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