No.59

 目 次

全国学会印象記(第43回日本理学療法学術大会,開催地;福岡県福岡市)

 千葉智子[保健学科2期生] 

 新渡戸紗都[保健学科4期生]

 西岡健太郎[保健学科4期生] 

 鈴木圭一[保健学科4期生] 

 新野雅史[保健学科4期生] 

 小玉裕治[保健学科4期生] 

 

第43回日本理学療法学術大会印象記

千葉智子 鳴海研究所清明会鳴海病院 [保健学科2期生]  

 「中洲で乾杯しましょう!」という金沢先生の一声のもとに、福岡学会(第43回日本理学療法学術大会)の発表準備が始まりました。準備はなかなか進まず、メールで金沢先生にご指導いただきつつ、同じ職場の先輩方のアドバイスで常にギリギリで前進といった感じでした。以前に青森県士会の学生発表をさせていただいたことで、準備のイメージをつかめた部分もあったと思います。ただ今回の学会は演題が多く、発表形式ではないが座長の裁量次第との話を聞き、準備のしかたにはとまどいました。 

 そんなこんなではるばる到着した会場は太平洋をのぞむ明るく開放的な雰囲気、とてもすべてはまわりきれませんでしたが、思いがけない着眼点や臨床にすぐに生かせそうな研究成果を拝見し、自分の狭い視野を開かされました。自分の発表?は、最初の数分、自分のポスター前に立っているのが気まずく感じられましたが、青森の先輩をはじめ、他県の諸先輩方のご意見をいただくことができました。うれしいものですね、ありがたく感激しました。

 また金沢ゼミで中洲で乾杯の約束の通り、福岡出身の旧ゼミ生の尽力で、おいしいもつ鍋を囲んで楽しく過ごしました。金沢先生はますますご活躍とのこと、マセラッティと起業の話で盛り上がり、いつもながらパワーをもらいました。福岡ドームでのソフトバンク対西武の野球観戦(たまたま入った店で西武の渡辺監督に遭遇!)福岡タワーに連日の中洲の屋台、ラーメンなどアグレッシブな観光と食い倒れに加え、栄輝先生の人脈はすさまじく、地元で仕事をしているだけでは出会えないたくさんの大先輩たちに出会う機会に恵まれました。 

 会期終了し、南の島まで足を伸ばしたい気持ちに引かれつつ、福岡をあとにしました。帰りには友人夫婦のもとで一泊し、飲んでしゃべって・・・もう気兼ねなく遊んでもいいんだ!終わったー!という気持ちで、リラックスできました。

 とりとめのない話になってしまいましたが、人との出会いで刺激を受けたりほっとしたりの激動の数日間でした。動かなければ何も生まれないというわけで、怠けがちな自分の動機付けとしても、得るものは非常に大きかったと思います。

                        

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第43回日本理学療法学術大会印象記

新渡戸紗都 名古屋大学大学院医学系研究科リハビリテーション療法学 [保健学科4期生] 

 福岡での全国学会は、自分の無知を知り落ち込み、そして皆さんに会えてとても嬉しかった学会でもありました。

私は昨年学生という立場で全国学会に参加させて頂きました。学生であるという甘えもあり、特に質問をするということもなくただ発表を聞いていたと思います。今年は2回目の参加でしたが、もう学生という立場ではないということ、そして初めてのポスター発表ということで、昨年とは全く違った学会となりました。自分の聞きたい発表を聞きにいき、いざ質問をしようとした時、聞きたいことはあるもののどのように聞けば良いのかわからなくなったり、知識が足りなくてディスカッションできなかったりと、うまくいかないことは沢山ありました。自分の発表の質疑応答も同じです。これでは駄目だと思い、努力が必要だと感じました。このことに気付けたことが、今回の学会で一番私が得たものだと思います。

 また、弘前大学の沢山のクラスメイトや先輩、先生にお会いできたことはとても嬉しかったことでした。弘前大学の皆さんとの飲み会は、なんだかすごくほっとできる場所だったと思います。ぜひまた学会に参加して、皆さんと一緒に飲みたいなと思いました。

                                              

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第43回日本理学療法学術大会印象記

西岡健太郎 兵庫青野原病院 [保健学科4期生]

 福岡で行われた第43回日本理学療法士学術大会に参加させていただきました。

 大会には職務の都合上、二日目から参加し三日目に発表を行う事が出来ました。

 学会への参加は何度か経験していましたが、全国での発表は初めてで程よい緊張感でのぞむことが出来ました。

 しかし!今回の学会はポスター発表がメインで個別の発表時間も無く、私の演題がつまらなかったせいもあり、私のポスターには人が集まらない(知り合いはたくさん来てくれました)結果となりました。正直、拍子抜けしたというのが感想です。この先、学会はどうなっていくのやら・・・。

 日中の学会とはうってかわり、夜の福岡はとても楽しい時間を過ごす事ができました。久しぶりに会う尾田先生をはじめ藤田先生・成田先生、また同じ編入生のみんなと飲んでいると弘前にいるみたいで、中州にいるにも関わらず深夜を過ぎると「ベビーにいこう!!!」と言いそうになりました。

 今後も自信の持てる演題を作成し学会に参加していきたいと思います。

 最後になりましたが、学会発表を行うにあたり御指導頂いた、藤田先生をはじめとする諸先生方にこの場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。                   

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第43回日本理学療法学術大会印象記

鈴木圭一 NTT東日本伊豆病院 [保健学科4期生] 

 15日、空港でスーツに着替え、博多駅でバスに乗り換え会場に直行した。急いで裕治と私二人分のポスターを貼り付けた。発表時間まで僅か。昼食はラーメン屋に行列ができていたのであきらめ、なじみの牛丼を食べた。水澤さんと裕治を巻き込んでしまった。ごめんなさい。
   
 
初めての学会発表はボクシング関連だ。もしかしたらボクシングパンチ動作の筋電図の発表など、誰も興味を持って聞いてくれないかもしれない。実に不安だった。
 
発表20分前に緊張し始めた。そしてあっという間に1時間が終わった。質問してくださった方が何人かいらして、質問紙を入れてくださった方もいらした。それがとてもうれしかった。質疑応答中、対馬栄輝先生が私と質問者の真後ろでじっとその内容を聞いていてくださったことは、とても心強かった。
 
発表後、座長を務めてくださったM先生が、筋電図の解析方法についてアドバイスをくださった。ありがとうございます。
   
 
期間中、連夜交流会が催された。全国から集まった個性的で素敵なPTの方々と多く知り合うことができたことは宝だ。強く刺激を受け、自分の視野が広がった。文字にすると簡易なものと写るかもしれないが、私にとってPTの認識が変えられるほどの影響を受けた。
 
食べたものはもつ鍋、牛刺し、ピザ、パスタ、パウンドケーキ、ちゃんぽん、うどん、豆腐、ひじき、魚の刺身、から揚げなど。福岡は食べ物がみんなおいしい。
   
 
学会会場ではいくつかの講演を拝聴した。ランチョンセミナーもあったため、お弁当引換券をもらうために朝9時に裕治と二人会場に赴いたが、引換券は配り終わっていた。結局しばらく列に並んで立ち見だった。
   
 
初めての学会はものすごく楽しかった。行かなきゃ損だと感じた。楽しいところへは何度も足を運びたい。また行こうと決心する。皆様よろしくお願いします。

             

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第43回日本理学療法学術大会印象記

新野雅史 筑波記念病院 [保健学科4期生] 

 初めての学会発表は大変良い刺激を受けました。学術的な雰囲気、熱い議論、最新の知見の獲得、美味しい食べ物、参加してとても良かったと思いました。臨床のみならず研究力も問われる昨今の理学療法会においてこの会での発表・参加がいかに大事なものかを感じることができました。これを継続していけるよう研鑽に努めたいと思います。

 

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第43回日本理学療法学術大会印象記

小玉裕治 弘前大学医学部附属病院 [保健学科4期生] 

この度第34回日本理学療法学術大会に参加させて頂きました。

学会においては、難しい内容も多かったですが、教科書や文献にてお目にかかることの多い、著名な先生方の研究発表や講演を毎日聞きに行き、最新の知見や興味深い研究など大変勉強になりました。

私は卒業研究を元にポスター発表をさせて頂きましたが、やはりたくさんのポスター発表がある中で私のセッションを見に来る人はあまり少なかったです。まだまだ未熟な発表でしたが、その中でも貴重なアドバイスを頂ける機会にも恵まれ、もっと臨床にいかせる研究に発展させていきたいと強く思いました。

今回の学会では会場以外でも、様々な先生とお話しする機会もあり、本当に多くの刺激を頂くことができ、福岡にいたすべての時間が有意義なものとなりました。

また数人でしたが、遠く離れた大学のクラスメイトに会えたこともとてもうれしかったです。

 先生方に頂いたアドバイスを参考に今後も臨床にいかすことのできる研究にさらに発展させ、また発表をしていきたいと思います。

              

                    

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