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目 次

*      会員からの情報(近況報告など)

*  板倉 史晃 [保健学科6期生]

*  重岡 直基 [保健学科6期生]

*  宮村 裕紀 [保健学科7期生]

 

 

弘前での6年間を終えて

板倉 史晃 [保健学科6期生]

私は,地元である福井県から,弘前大学の保健学科に6期生として入学し,学部の卒業後,そのまま大学院に進学しました.その大学院生活も今年で終わりを迎え,弘前に来てから,早くも6年が経過しました.

学部では,大学の特徴から,先生方や先輩方,後輩とのつながりがとても強い4年間を過ごし,特に福井にいては交流がほとんどないような東北の方と多く知り合うことができ,弘前大学に入って良かったと今でも思っています.そして,自分の一つの夢と言ってもよかった,フルマラソンを学部最後の4年目に完走することができたのも良い思い出です.

 アップルマラソン完走後の一幕(同期である6期生の友人達と)

大学院生活では,授業,研究,健生病院での嘱託としての勤務を行ってきましたが,他にも,研修会や講習会のお手伝いなどで多くの先生方と出会い,交流させて頂くことができました.

研究等の他にも,弘前大学の大学院に入り,そのような経験をさせて頂いたことが,今後の自分にとって大変貴重なものになるのではないかと感じています.

そして,来年度からは福井県の急性期の総合病院で働くことになりました.理学療法士としては新たな環境で働くことになるため,弘前で学んだことを糧に,多くのものを吸収して,自分を成長させていきたいと思っています.

 

 

所属ゼミの先生たちと卒研発表会後に飲み会を開いて頂きました

 

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大学院で得たこと

        重岡 直基 [保健学科6期生]

2年間の大学院博士課程前期を終えることができました.振り返ると,あっという間であったと感じています.そして,学ぶべきことを本当に学べたのであろうかという疑問は大きく残ります.しかし,修了ということを考えると多少なりとも耐えうるものであったと受け取り,大学院生活を振り返りたいと思います.

1年生の前半は研究計画をたてることが中心でした.何回提出してもやり直しで,なんでだろうと,疑問に思ったことが多くありました.しかし,計画の時点でしっかりしていないとそのあとが駄目であると今,気づきました.結局,不十分なままで進んでいってしまった感はいなめないです.しかし,計画が重要であるということを学べたことは大きかったです.

1年生の後半の思い出は学会発表と,実験の下準備です.学会発表は,東北学会で発表する機会を得ました.人生で初めての学会発表でした.ゼミの指導教員である栄輝先生をはじめ,その当時,学部4年生であった二人には,スライド作成などやってもらい,だれが発表するのだろうという状態に近かったです.しかし,抄録作成,スライド作成,当日の発表という流れを体験できたのは本当に良い経験となりました.実験の下準備も印象に残っています.計画をたてても,現実はなかなか上手くいかず,試行錯誤をくりかえしました.この時には,同じ学年の方が一緒に実験をお手伝い下さり,アイディアも下さりました.器具の設定からしてなかなかまとまらず,大変でありました.しかし,だんだんと形になっていくように見えてとても楽しい時期でもありました.

 実験の下準備の風景

2年生の前期では予備実験が中心となりました.これまでの下準備をもとに条件を設定して実際に行いました.しかし,実験にはすごく時間がかかりました.しかし,多くの方のご協力により実験することができました.計画をして下準備をしてきたもののデータを取ることができたのは本当にうれしかったです.しかし,進行の遅れのために結果を十分にまとめることができなかったのは心残りでした.

 2年生の後半では,本実験,解析,論文作成と目まぐるしい流れでした.本実験では,実際に先生がお時間をとって見に来て下さり,何度となくやり直しとなりました.ご指摘を受けることで気づいたのは,実験の設定は決められた通り厳密にやらなければいけないこと,また,そもそも,設定が不十分な部分が多いということでした.論文作成では基本的な部分ができていないため,そこから,ご指導いただくこととなり,深みまでいくことができなかったことが心残りです.しかし,論文を書き上げるのがこれほど大変なのだということは知ることができたので,それだけでも自分の中で大きな収穫となりました.

 大学院での学びは決して楽なものではありませんでした.しかし,やり終えたという充実感は大きかったです.これからは学生生活を過ごした青森県を離れます.大学院生活で培ったことを土台として,さらに成長していきたいです.

 

 夕日の浅虫の海

 

 

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近況報告―講習会・症例報告会に参加してー

宮村 裕紀 [保健学科7期生]

昨年の夏(716日,17)に石川県金沢市で行われた人工股・膝関節全置換術患者に対する評価と理学療法の講習会(日本理学療法士協会主催)に参加致しました.

卒業後受講した初めての講習会でしたので,期待に胸を膨らませて金沢を訪れました.講習会では,金沢医科大病院の先生をはじめ對馬栄輝先生の講義をお聞きすることができ,人工関節に関して知識を得ただけでなく,理学療法士としてデータ収集・分析,研究を重ねていかなければならないと身が引き締まりました.また講習会で,先輩の吉田さんと偶然お会いすることができました.吉田さんは,金沢でご活躍のようでした.

夜は,懇親会で久しぶりに同期の有原君や先輩の重岡さんとともに芸の披露をさせていただきました.重ねて金沢医科大病院チームとのネタバトルも開催され,多くの方と交流させて頂きました.

金沢の講習会後の懇親会―有原君と金沢医科大の方々― 

 金沢の講習会後の懇親会―謝る重岡さんを激写―

また2月に神奈川県理学療法士協会の学術サークルの症例報告会で発表致しました.卒業研究発表会以来の発表で緊張は尋常ではありませんでしたが,会場が広くなく安心しました.発表内容は拙いものでありましたが,多くの先輩からアドバイスを頂くことができ,大変勉強になりました.

もうすぐ,理学療法士1年目が終わり,2年目が始まります.今後も臨床・研究に取り組み理学療法士として成長していきたいと思います.

 息抜きその1(新橋の焼肉トラジにて,對馬栄輝先生方と)      息抜きその2(ディズニーランドにて)

 

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