13年度活動報告集

 

氏名:三浦孝雄(ミウラ タカオ)

専  門:リウマチ学、整形外科学,リハビリテ−ション学

担当科目:

1年:運動学、リハビリテ−ション概論 

2年:整形外科学、同演習、運動学演習

3年:医学英語、臨床実習、卒業研究

目次

著書 学会発表 論文 社会活動 その他

 

1.著書

  なし

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2.学会発表

@三浦孝雄、三束武司:非特異的な経過をたどり静脈血栓を発生した1症例について(第12回青森県リウマチ懇話会,2001年7月13日)

 《要旨》 

左膝関節の水腫の繰り返しから始まり、96年8月初診の現在46才男性について、リウマチ因子は陰性であるが単関節型RAと診断加療。経過中左膝窩部痛と下腿の蜂窩織炎様の炎症症状出現、MRIにて腓腹筋腫脹の診断を受けたが、納得できず、セカンドオピニオンを乞い、単関節型RAと膝窩部嚢腫の破綻による偽血栓性静脈炎症候群と診断される。静脈造影で所見なかったが、その後足指点状潰瘍出現、再度の静脈造影。血栓証明、その原因として抗リン脂質抗体症候群を考え、再度セカンドオピニオンを乞い支持された。検討結果と症状、経過について意見を加えて報告。

A三束武司、三浦孝雄ほか:慢性関節リウマチにおける手関節手術の適応と術指揮について(青森県骨軟骨シンポジウム、1月26日)

B三束武司、三浦孝雄ほか:当科におけるRAに対する手術療法の現状について(第12回青森県リウマチ懇話会,7月13日)

C三束武司、三浦孝雄ほか:RAに対するMTP関節を温存した足趾形成術(リウマチの外科研究会、8月24日)

DTAKESI MITUKA,TAKAO MIURA,et.al. Forefoot reconstruction for rheumatoid patients by metatarsal oblique osteotomy(ILAR 8月29日)

E対馬栄輝、三浦孝雄:股関節外転筋力に対する測定肢位の影響(第28回日本股関節学会学術集会、11月8日)

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3.論文

@三束武司、三浦孝雄ほか:閉鎖孔フック付き十字プレ−ト(KTプレ−ト)を用いて寛骨臼の再建を行った人工股関節置換術、日関外誌、20,2,133〜139,2001.

《要旨》 

寛骨臼に大きな欠損を生じた症例に対する人工股関節置換術の際には、欠損部の骨移植などによる充填方法もさることながら、荷重により臼蓋コンポ−ネントにかかる力をどのようにhost boneおよび移植した骨に分散させるかが重要である。我々は KTプレ−トを補強材料として用いて人工股関節置換術を行った。7例8股について7〜18月の追跡範囲ではあるが、経過中問題はなく、本法は寛骨臼に高度の骨欠損がある症例に対する寛骨臼再建法として使える見通しがたち、今後も使用を続ける方針である。

A三束武司、三浦孝雄ほか:慢性関節リウマチに対する人工股関節置換術、関節の外科、28,3,,77~80,2001.

《要旨》

RAに対して行った人工股関節置換術16例20股について検討した。基本的にはセメントレスで行い、骨質の不良な例ではセメントを使用した。臼底の大きな骨欠損に対してはmorcellized bone graft により対処した。短〜中期の経過ではあるが、人工関節の弛みを生じた例はなく、再置換を要した例もなかった。ほとんどの症例で疼痛や機能障害が改善し、術後経過は両校であった。

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4.社会活動

1)所属学会および職能団体など

@日本リウマチ学会評議員

A日本整形外科学会認定医

B日本リハビリテ−ション学会臨床認定医

C日本リウマチ学会北海道・東北支部運営委員

D日本リウマチ・関節学会

E日本義肢装具学会

F日本理学診療医学会 F

GLively Forum in Sendai(Closed)会員

H青森リウマチ・ケア研究会代表世話人

I青森リウマチ懇話会幹事

J青森県骨・軟骨シンポジウム世話人

K青森県スポ−ツ医学研究会世話人

L弘前大学骨を語る会世話人

Mあおもり健康福祉機器開発協議会会員

 

2)学外依頼講演など

@不安をとりのぞく手段−手術の位置づけ 日本リウマチ友の会青森支部講演 6.2 弘前市大町市民ホ−ル

A腰や膝のしくみについて 農作業における腰・膝の痛み予防講習会  11.6

 木造町農村環境改善センタ−

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