被ばく医療教育研修部門
活動報告詳細
2019年度 被ばく医療研修
2019年8月31日(土)・9月1日(日)、弘前大学大学院保健学研究科において「2019年度被ばく医療研修」を開催いたしました。
この研修は、看護職および診療放射線技師を対象に、放射線防護や汚染拡大防止などの被ばく医療に必要な知識・技術を習得し、連携・協働しながら適切な対応かつ安全管理ができる医療職者を育成することを目的に2010年より開催しており、今年度で10回目になります。今年も青森県だけでなく全国各地から参加された看護職コース7名、診療放射線技師コース7名が受講されました。
参加者はe-learningを事前に受講した上で、放射線の基礎や過去の事故や被ばく医療体制、被ばく医療の原則、防護服の着脱、創傷部位の除染方法などについて、講義と演習を通して学びました。また、2日目に行われたシミュレーション演習では、放射性物質に汚染した傷病者の搬入から一般病棟への退室までの一連の流れを、チームに分かれて実践し、理解を深めました。昨年に引き続き、傷病者には外国人も含まれており、コミュニケーションが困難な状況でのチーム医療も経験しました。
本研修の内容については、下記のプログラムをご参照ください。
【研修の様子】
講義の様子
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演習の様子
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2018年度 福島災害医療セミナーin弘前
弘前大学大学院保健学研究科 被ばく医療人材育成推進プロジェクト 被ばく医療教育研修部門では、福島県立医科大学、青森県診療放射線技師会と共催で2月16日~17日の2日間、『福島災害医療セミナーin弘前2018』を開催いたしました。福島県立医科大学 災害医療総合学習センター・健康リスクコミュニケーション学講座より2名の講師をお招きし、講義とグループワークを通して、福島第一原子力発電所事故の福島の現状について学びました。原発事故から8年が経過しようとしている現在、原発事故直後から今日に至るまでの人々の暮らしや健康課題の変化、原発事故後の放射線健康リスクや健康リスクコミュニケーションについて学び、医療者としての役割や責任を考える機会となりました。
![]() 講義の様子 |
![]() 演習の様子① |
![]() 演習の様子② |
![]() 修了証の授与 |
研修会「シミュレーション教育における指導者育成コース・ダイジェスト版」
平成30年11月4日(日)、弘前大学大学院保健学研究科において、研修会「シミュレーション教育における指導者育成コース・ダイジェスト版」を開催いたしまた。講師には、京都大学医学部附属病院から内藤知佐子先生をお招きし、シミュレーション教育の基本、効果的な指導の方法等について学びました。グループワークを中心とした研修会では、シミュレーション教育に高い関心を持つ看護職の参加者36名とともに、和気あいあいとした雰囲気の中、お互いにディスカッションをしながら、楽しく学ぶことができました。
【研修の様子】






講演会「災害看護の発展と展望-看護のリーダーシップと放射線看護への期待-」
平成30年10月12日(金)、弘前大学大学院保健学研究科において、講演会「災害看護の発展と展望-看護のリーダーシップと放射線看護への期待-」を開催いたしまた。講師は公立大学法人兵庫県立大学地域ケア開発研究所 所長 増野園惠先生をお招きしました。講演会では、国内外における災害看の取り組みや看護のリーダーシップについて、さらに放射線災害特有の課題を基に看護における課題と期待についてもお話をしていただきました。災害看護に関心の高い参加者からは「被災地での具体的な看護活動について知りたい」「病院を中心とした組織的な取り組みについて伺いたい」等の感想をいただきました。今回の講演はYouTubeでの聴講も可能としたことで、遠隔の学生には好評でした。
【研修の様子】


平成30年度 被ばく医療研修
平成30年9月1日(土)・2日(日)、弘前大学大学院保健学研究科において「平成30年度 被ばく医療研修」を開催いたしました。
この研修は、看護職および診療放射線技師を対象に、緊急被ばく医療に必要な知識・技術を習得し、連携・協働しながら適切な対応かつ安全管理ができる医療職者を育成することを目的に開催しております。今回で9回目の開催となりますが、今年も全国から看護職コース9名、診療放射線技師コース20名(※博士前期課程被ばく医療コースの学生10名を含む)の計29名が受講しました。
研修の前にはe-learningによる学習システムを活用して事前学習を行い、研修では、放射線や被ばく医療に関する基礎的な知識や緊急被ばく医療の原則、防護服の着脱や創傷部位の除染方法などについて、講義と演習を通して学びました。また、2日目に行われたシミュレーション演習では、汚染を伴う傷病者の搬入から一般病棟への退室までの一連の流れについて、チームに分かれて実践し、理解を深めました。
本研修の内容については、下記のプログラムをご参照ください。
【研修の様子】




















福島災害医療セミナーin弘前2017
(平成29年10月21日(土)・22日(日))
弘前大学大学院保健学研究科 高度実践被ばく医療人材育成プロジェクト継続事業強化・推進部門では、福島県立医科大学と共催で”福島災害医療セミナーin弘前2017”を開催いたしました。本事業は、放射線健康リスクおよびメンタルヘルスに関する項目に重点を置き、放射線不安を持つ福島県民への対応に生かすことができる人材育成を目的とし、被ばく医療従事者を対象に行っています。
今年度は福島県立医科大学 災害医療総合学習センター・放射線医学県民健康管理センターより2名の講師をお招きし、受講生には放射線科医1名、大学教員(看護)1名、看護師2名および診療放射線技師4名が参加しました。
講義では福島の現状、2次被害も含めた避難生活における健康リスクそして医療従事者と一般住民間での放射線へのイメージの相違等について学び、演習では相談者の心理を理解したリスクコミュニケーションについて広く学びました。








平成29年度 被ばく医療研修
平成29年9月9日(土)・10日(日)、弘前大学大学院保健学研究科において「平成29年度 被ばく医療研修」を開催いたしました。
この研修は、看護職および診療放射線技師を対象に、緊急被ばく医療に必要な知識・技術を習得し、連携・協働しながら適切な対応かつ安全管理ができる医療職者を育成することを目的として平成22年度から開催しているもので、今年度で8回目となります。今年度は、全国各地から看護職コース10名、診療放射線技師コース20名の計30名が受講しました。
研修の前にはe-learningによる学習システムを活用して事前学習を行い、研修では、放射線や被ばく医療に関する基礎的な知識や緊急被ばく医療の原則、防護服の着脱や創傷部位の除染方法などについて、講義と演習を通して学びました。また、2日目に行われたシミュレーション演習では、汚染を伴う傷病者の搬入から一般病棟への退室までの一連の流れについて、チームに分かれて実践し、理解を深めました。
本研修の内容については、下記のプログラムをご参照ください。
【研修の様子】













