放射線看護教育支援センター

弘前大学大学院保健学研究科放射線看護教育支援センターの概要

 弘前大学が平成28年度から戦略的に取り組んでいる戦略3(被ばく医療における安心・安全を確保するための国際的な放射線科学教育研究の推進)における教育・人材育成分野の活動の一環として「放射線看護教育支援センター」を平成29年7月1日に設置しました。
 放射線を用いる検査及び治療はますます高度化・専門分化し、放射線診療の適応範囲は年々拡大しています。看護職は臨床の様々な場で放射線診療を受ける患者の看護に携わっていますが、看護基礎教育や卒業後の継続教育においても、放射線に関する学習の機会は多くはありません。放射線事故や原子力災害における看護活動に関しても同様です。そのため、看護職の放射線に関する教育支援を総合的に担う教育拠点の必要性が高まってきました。
 本センターでは関係機関と適切な連携を図り、放射線看護分野の確立と発展に向けた活動を行い、被ばく医療体制強化への貢献に資することを目的としています。本研究科博士前期課程に設置されている放射線看護専門看護師を養成する「放射線看護高度看護実践コース」の教育に対する支援、看護職・看護教員を対象とした放射線に関する知識の向上を目指した放射線看護セミナーや研修会ならびに相談会等を開催します。また、放射線看護分野の確立・発展に向けた調査・研究活動を行います。


センター組織図

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