ご 挨 拶

理学療法学専攻 主任 三浦孝雄

 保健学科が発足し、第一回生の学生が入学、くさび形のカリキュラムに基づき一部専門の授業が始まった。また、大学院の設置に向けた方向づけが固まりつつある。

 我々教官の準備として、講座を開くための資格の必要条件の一つである博士号および修士号の取得が進み、更に当専攻教員の大学院入学を順調に運ぶことができ、大学院開設時には全教官がそのための資格をクリアできる状況にある。

 もちろん資格だけでは十分条件ではなく、具体的な業績をあげなければならないが、これについても具体的な方針を当専攻で定めた。

 今年度は本活動集に見られるように、まだまだ不足ではあるが、例年のごとく小冊子として、我々の業績をまとめて提示する。

 皆様からご批判、あるいはアドバイスなどを得て、さらには共同研究の機会を作るきっかけとなり、教官一同のさらなる励みになればと考えている。ご一読のうえ、忌憚のない評価をいただければ幸いである。

 大学の生き残りをかけて、今後も精進を続けてゆくつもりであるが、ご指導ご鞭撻あるいはご声援も、よろしくお願いする次第である。

基礎理学療法学講座

障害理学療法学講座