医学部保健学科

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第10回(平成27年)国立大学保健医療学系代表者協議会を開催

更新日:2015/06/05報告

文部科学省 島居課長補佐による講演 協議会会場内の様子

6月1日(),弘前大学保健学研究科を当番大学として,第10回(平成27年)国立大学保健医療学系代表者協議会が開催されました。この協議会は,国立大学保健医療学系の学部,学科及び研究科に共通した教育・研究の諸問題や関連する重要事項を協議し,相互理解を深めるとともに意見の調整を図り,保健医療学系の情報発信を積極的に行い,我が国における教育・研究環境等の発展に寄与することを目的とし,博士課程を有する国立大学が当番大学となって開催しているもので,国立大学の教職員関係者ら約110名が参加しました。

資料及び日程確認の後,木田保健学研究科長が議長を行うことが承認され,引き続き,文部科学省高等教育局医学教育課の島居課長補佐による「最近の保健医療学系を取り巻く諸問題等について」と題した講演が行われ,医療技術者の養成,教育の質保証のための分野別評価,中央教育審議会答申等,国立大学法人評価,平成27年度予算,研究不正への対応,各種要請について説明がありました。

続いて,国立大学保健医療学系代表者協議会看護学分科会,国立大学診療放射線技師教育施設協議会,国立大学臨床検査技師教育協議会及び国立大学理学療法士・作業療法士教育施設協議会の報告が各代表から行われました。

引き続き,審議事項に入り,前回協議会からの継続審議事項である「国家試験会の早期公表について」,各大学からの4つの提案事項「能力差のある学部学生の授業,演習,臨地(臨床)実習の質を担保するための教育のあり方について」,大学院博士後期課程における入学定員の充足及び論文の質の担保について」,看護系大学における国際看護や災害看護教育及び英語教育について」,「修士,博士課程での外国人留学の入学試験に関してについて,提案大学等から説明の後,各大学から各大学における問題,取組状況等活発な意見が述べられました。

その後,昨年の収支決算及び今年の予算案についての審議を経て,次回当番大学の選出が行われ,山形大学が幹事長校となることが承認されました。最後に山形大学医学部看護学科の小林学科長から次期当番校としての挨拶がありました。

協議会終了後の情報交換会には約60名が出席し,各大学の教育事情等について情報交換を行い,盛会のうちに終了しました。



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