放射線リスクコミュニケーション教育部門
活動報告詳細
放射線リスクコミュニケーション教育部門 第9回講演会
令和元年11月18日(月)、弘前大学大学院保健学研究科では、福島県立医科大学医学部 災害こころの医学講座 主任教授 前田 正治先生をお招きし、講演会「災害に遭遇すること-支援と受援を考える」を開催いたしました。災害を取り巻く、重くなりがちなキーワードを冷静に解釈するとともに、様々な場面に精神面からアプローチすることの重要さを学ぶことができました。被災体験からの立ち直りと悲嘆の声を風化させないことは表裏一体であることを、皆様、改めて気づかされたことと思います。大学教職員および学生あわせて37名の方にご参加いただき、盛況のうちに終了となりました。
放射線リスクコミュニケーション教育部門 第8回講演会
平成30年12月11日(火)、弘前大学大学院保健学研究科では、福島県立医科大学医学部健康リスクコミュニケーション学講座准教授村上道夫先生をお招きし、講演会「リスク評価と管理の科学 ~基準値の在り方と2011年災害後のリスク~」を開催いたしました。
コミュニケーションを専門とする村上先生ならではの対話する講演に、会場の皆様はいつの間にか引き込まれていったのではないでしょうか。初めからありきと思われがちな「基準値」ですが、それがひとり歩きすることの危険性に参加者は改めて気づかされたことと思います。危険や安心に対する考え方が多様化している現在、リスクコミュニケーションが抱える多面的な問題を理解するとともに、距離感を意識したリスクの伝え方が重要であると学ぶことができました。
会場の様子1 会場の様子2