セミナー・イベント情報
第7回放射線看護セミナー
「放射線診療における看護に必要な基礎知識2022」
放射線を用いる検査および治療は高度化・専門分化し、放射線診療の適応範囲は年々拡大しています。看護師は臨床の様々な場で放射線診療を受ける患者の看護に携わっていますが、看護基礎教育や卒業後の継続教育においても、放射線に関する学習の機会は多くありません。本研究科博士前期課程では、2015年4月より「放射線看護高度看護実践コース」を本学大学院に開設し、教育を開始しました。本コースは、2017年に日本看護系大学協議会からCNSの放射線看護専攻教育課程の認定を受け、2022年に、日本看護協会より専門看護分野として「放射線看護専門看護師」が承認されました。放射線や放射線防護に関する専門的知識を基盤とし、画像診断や核医学診療、IVR診療、放射線治療、さらには被ばく医療に関して高度な看護実践ができる人材育成を目指しております。また、放射線看護に関する様々な教育支援も行っております。
このような取組みの中、2016年度から「放射線看護セミナー」を開催してきました。本セミナーはINE更新単位取得(5単位)の対象として認定を受けており、放射線看護に携わる看護師のために放射線の基礎を分かりやすく解説するとともに、核医学における看護師の役割について最新の知見をまじえて理解を深めることを目的としています。
開催日時
令和4年10月15日(土) 13:00~16:00
開催方式
Web開催(Zoom使用)
◆ZoomのURL及び入室方法は事前申込者に別途ご連絡いたします。
テーマ
「放射線診療における看護に必要な基礎知識2022」
募集人員
放射線看護に興味・関心のある医療職者(先着200名程度)
参加費
無料
プログラム
時間 | 内容・講師 |
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開会の挨拶 | |
●教育講演1: 放射線の基礎と医学利用 弘前大学大学院保健学研究科 細川 翔太 |
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休憩 | |
●教育講演2: 神経内分泌腫瘍に対する新規ペプチド受容体核医学内用療法の理論と治療概要 国立大学法人弘前大学大学院医学研究科 放射線腫瘍学講座 教授 青木 昌彦先生 |
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●教育講演3: ルタテラによる治療を受ける患者の看護 国立大学法人弘前大学医学部附属病院 がん放射線療法看護認定看護師 同大学院保健学研究科 放射線看護高度看護実践コース 修了生 佐藤 裕美子先生 |
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放射線看護高度看護実践コースの教育内容について 弘前大学大学院保健学研究科 野戸 結花 |
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閉会の挨拶 |
申し込み方法
◆事前申し込み制
主催
国立大学法人弘前大学大学院保健学研究科 被ばく医療人材育成推進委員会
お問い合わせ先
弘前大学保健学研究科 総務グループ(担当・柏村)
TEL: 0172-39-5518 FAX 0172-39-5912
E-mail: hiro.rns@hirosaki-u.ac.jp