大学院保健学研究科

博士後期課程 領域紹介

放射線技術科学領域

 医療分野の放射線応用は100年以上が経過し、現代医療では、診断や治療における放射線の重要性は極めて大きいです。機器工学によるハードウェアおよびソフトウェアの進歩により、放射線技術が発展し現代医療を支えています。放射線技術科学領域博士後期課程では、画像診断および放射線治療における情報工学、システム工学、生物科学などの先端的な手法、学理について、研究者として基礎を学ぶべく、教育・研究を行います。

【事前相談】
出願希望者は、出願前に、指導を受けようとする教員と電話、E-mail等で連絡を取り、入学後の研究等について必ず相談を行って下さい。なお、担当教員に連絡が取れない場合は、本学学務グループ(TEL 0172-39-5911、E-mail: jm5911@hirosaki-u.ac.jp)に問い合わせて下さい。

教員一覧

教員
研究テーマ
教授:床次 眞司
○放射線計測技術・線量評価手法の高度化・標準化に関する研究
○環境中の放射性物質・放射線の測定に係る評価並びに動態に関する研究
○放射線防護体系構築のためのリスク解析研究(リスクコミュニケーション,疫学
調査など)
教授:敦賀 英知
○肺胞弾性線維の放射線照射による影響評価に関する研究
○皮膚真皮の弾性系線維の形成機構に関する研究
○眼球毛様体小帯の改造機構に関する研究
○放射線治療の有効性向上に関する生物学的基礎研究
○放射線応答における細胞小器官の機能性に関する研究
○放射線誘発細胞老化に関する研究
教授:高橋 康幸
○トレーサ情報解析に関する研究
○SPECTおよびPET画像の画質改善に関する研究
○診療放射線技師に係る法規に関する研究
○医療被ばく線量の低減に関する研究
教授:赤田 尚史
○生体試料中の放射性核種の迅速・簡易分析法の開発(バイオアッセイ)と内部被ばく線量評価に関する研究
○環境・生体試料中トリチウム計測に関する研究
○宇宙線生成核種を用いた地球表層における物質循環研究
教授:工藤 幸清
○X線診断機器の画質・性能評価および撮影線量の最適化に関する研究
○X線診断機器の解像度向上に関する研究
○地域保健医療に寄与するX線画像転送に関する研究
教授:細田 正洋
○環境中の放射線および放射性核種の計測・動態評価・線量評価に関する研究
○被ばく医療における放射線計測手法の高度化および線量評価に関する研究
准教授:門前 暁
○がん核医学療法における重要臓器を防護するための治療技術最適化に関する研究
〇がん放射線療法における骨髄抑制の発症抑制に関する臨床研究
〇新たな生物学的放射線被ばく線量定量法(バイオドシメトリ)の技術開発
〇非密封放射性同位元素を利用する汚染管理区域の管理業務最適化に関する研究
准教授:大森 康孝
○自然放射線による内部および外部被ばくに関する研究
○原子力災害に起因する放射性物質の環境動態及び被ばく線量評価に関する研究
〇ラドンおよびトロンの環境中の動態に関する研究
助教:吉野 浩教
○放射線治療の有効性向上に関する生物学的基礎研究
○放射線応答における細胞小器官の機能性に関する研究
○放射線誘発細胞老化に関する研究
副指導教員
研究テーマ
助教:吉野 浩教
TEL 0172-39-5528
hyoshino@
○放射線治療の有効性向上に関する生物学的基礎研究
○放射線応答における細胞小器官の機能性に関する研究
○放射線誘発細胞老化に関する研究
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